2本目のタワー型アタッシュケース

tower type top

2009年にお手持ちのドイツ製タワー型アタッシュケースが壊れたため同型での製作依頼がありお作りしました。その時にお作りしたものがこちら

YOSHINO様別注タワー型アタッシェケース~2009model

2018年、同型で中仕切り板追加と底四角に八方角革追加、蓋内側のポケットに少々変更を加え新規作成いたしました。

仕様について
・内材:桐枠中央抜き(額のみ) 
・形状 仕様図通り:底部角革当て追加
・豊岡ブラウンヌメ革巻/真鍮金具
・外寸は440W-340H-(70〜100)D(下部幅広)
・内装:薄茶系、膨らみに対応する素材、
    クッション無:前回と同素材
・Amietダイヤル鍵( Z-6610)
・把手 金芯中-B
・ストッパー 画像参照
・底部金具 蝶番・底鋲
内部の仕様:
 1大ポケット+カード挿し+レターポケット仕様
 別紙内部仕様書参照
ネーム
・内側にヌメ革/焼き印にてタグ付け(焼印名入れ)
付属:ホック着脱式中仕切り板追加

tower type
tower type内装

蓋と本体は中央部分の板がくり抜かれており、鞄の厚みを超える物でも
収納が可能です。

二代目のビジネスアタッシュケース

takeda-2ndmodel外観

T.T.様別注2018トランク仕様
TYPE-B amiet錠別注モデル
サイズ:絶対内寸基準 W400-T300-D90mm
本体皮革:牛ヌメ革素揚げ生成色 1.5mm厚
縫い糸:皮革部分は106番ベージュ色/内装は生地に合わせる
内装生地:コットンツイルーCol-72 テラコッタ
使用金具:真鍮または金色
amiet錠、蝶番(3連)、底鋲
把手:写真参照
ベルト:30mm幅綿テープベルト(生成り色)/革タイプベルト留め
内装仕様: オリジナル焼印タグ
フタ内部ポケット(図参照)
内装共生地大ポケット 370-210-40 上部開口
ポケット前面にジッパー口ポケット
フタストッパーは内部は無し、底蝶番を使用

takeda-2ndmodel内装

2005年7月に一代目のアタッシュケースを承りました。
その時の最初の問合せがこちら

お問い合せ内容	別注トランク
内容	米国コーチ社製のアタッシェケースを15年ほど使ってきたのですが、壊れかけており、修理不能を言われてしまいました。それから代替品を捜し求めていた最中に、こちらのウェブサイトを発見いたしました。
通勤用に使うものですが、大体どれぐらいの予算で製作していただけるのでしょうか?内寸で45cmx35cm、厚さ10cmぐらいのものを考えています。
御連絡は、メールにてお願いします。

同年の11月にはお届けしてお使いいただいておりました。
2018年に「『匠乃固鞄』の商標登録完了しました」のご案内で二代目の鞄のご依頼をいただきました。

「商標登録おめでとうございます。
以前作っていただいたものより小振りのものを考えています。具体的には、内寸で幅40cm、奥行30cm、厚み9cmです。蓋裏のポケットはシンプルで結構です。マチ付き書類入れ一つにファスナー付きポケットという感じで良いと思います。ペン差しなどは要りません。

皮は、カタログを見るたびにドキドキする無染色のヌメ革を考えています。内装は渋めのオレンジが良いです。

形は、TypeーAかBか迷っていますが、シンプルなAに心が惹かれています。あと、少しでも軽くなると嬉しいです。

こんな感じですが、ざっくり幾らぐらいになりますでしょうか。納期は遅くても構いません。

もう一つ教えていただきたいのが、カタログに載っている皮手箱です。家内に一つ買おうかと考えています。

最近は仕事で月に一度、一週間ぐらい大阪に出張しています。ショールームはどの辺りにあるのでしょうか?

宜しくお願いします。」

以上のご依頼で完成したのがここで紹介している鞄です。
いつまでのお仕事のお供として活躍できれば嬉しいです。門田

シルバー金具のビジネスアタッシュケース

takeda-model-2
takeda-model 内装

Takeda-model
皮 革:ヌメ革チョコレート色
内 張:コットンツイル/ネイビー色
芯 材:桐枠
サイズ:410-290-90mm 
仕 様 :フタ内側大ポケット×1
    小ポケット×3=左と中央の
    ポケットはフラップ付
    金具はシルバー色

Takeda-model

お電話でお問合せがあり、シルバー金具で革は濃い茶色の革アタッシュケース、ということでカタログをダウンロード頂き細部について詰めていきました。

仕様決定し見積金額分をご入金頂いてから「他の方の内装をみていたらカッコいいのがあって、中のポケットに蓋をつけたい」とのご連絡。
早速に仕様書をまとめ直し工場への発注となりました。

後日談:「左の錠前が引っかかって、時々開かないことがある」との連絡があり、早速に金具のつけ直しの修正を行ないました。金具ものは初期にバリが引っかかったりしてスムーズに動かない場合があります。使ううちにバリも取れてスムーズになることもありますが、今回は工場に送り戻して調整をしてもらいました。

シルバー金具、落ちついた雰囲気で渋いですね。