宮内庁御用職人謹製革鞄、『匠の革トランク』Hamabe様ブライドルレザーアタッシュケース

背面:
上の大きな写真と一緒・・・ではありません。
反対面です。何の飾りっ気も無いデザインは
素材と作りの良さが伝わってくる堂々とした
たたずまいです。

紺色の革に合わせ、淡いブルーのキャンバス生地。
色の組合せが絶妙です。知性を感じますね。

京都の匠の固鞄代理店クエルクスby「無二(むに)京都店」の顧客様
から「ブライドルレザーでA-Typeのトランクを」とのご注文を頂きました。

「無二」のホームページはコチラ

http://www.toweringcloud.com/muni_kyoto.html

綺麗なネイビーのブライドルレザーです。
ブライドルレザーにこだわり、色もネイビーでとのことで、「無二」の
方でブライドルレザーを手配頂きました。

品質のいい英国製のブライドルレザーを扱っている会社は東京にあり、
一度そちらの会社まで行ってブライドルレザーの説明を聞かないと取引
をしてくれません。

「匠の固鞄」を製作下さる豊岡の工場も取引口座があるので入手可能なの
ですが、お客様の希望色があるため「無二」の社長に革手配をお願いし、
東京まで行って頂き、取寄せて頂きました。

また、内装も革の色に合わせてブルー系の薄い色ということで、「無二」
のスタッフがお客様に同行して生地屋で手配下さりました。

内部はシンプルにということでベルトなどはありませんが、フタ内側の
ポケットには細かい要求がありました。

左端は携帯電話用の革ポケット、その右側にマチ4cmで縦17×横14cm
の文庫本など入れるポケットが2つ並んでいます。
ポケットの上部に見えるのはキーホルダーです。
ケースを持ったとき内部の底に当たる部分にタグがついています。
タグには「さりげなく座り、振り返っているネコ」の柄が焼押しして
あります。・・・が、革色が濃いため明るい場所でなければ、ほとん
ど見分けつきません。ほんとにさりげなくたたずんでいます。

完成したばかりでまだ表面は真っ白なロウが目立っていますが、磨き
こんでいけば、ピカピカのツヤのあるアタッシュケース完成です。

これから何十年、どのような成長を見せてくれるか楽しみです。

「匠の固鞄」のお仕立て方法はコチラ

http://fm21.com/trunk/order.html

色が変わるだけで、白ヌメとはえらくイメージが変わりますね。

2010/11/26追記
嬉しいメールを頂きましたので、ご紹介です。

お世話になります。
先日ご無理を言ってブライドルレザーでトランクを御願い致しましたWです。
その節は無二の大岸店長、社長さんをはじめ、大変お世話になりました。

お受け取り致しましたトランクは本当に感激で、実はまだ外では使ってない
のですが、ブラッシングをしながらお酒を飲んでしまいます。
御願いしたポケットの採寸、カラー等本当に想像以上の仕上がりで
これから一生大切にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

今回御願いしたいカタログ等は、仕事上キャリーケースを使用する機会が
多いことや、トランクの感動を両親や大切な人にもと思い、トランク以外
で御願い出来るようなものがもしあれば、と思いでお問い合わせを致しました。
トランクだけということでしたら結構ですので、
他にも可能なのでしたら実例や料金などお教えいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

ここまで   *******************************

早速にカタログを送らせて頂きました。
末永く宜敷くお願い致します。